2011年 ウィンダム選手権

T.ゲイニーが抜け出す!2位以下は混戦

2011/08/20 09:30
状態は決してよくないながらもトップを守ったトミー・ゲイニー(Getty Images/Hunter Martin)

ノースカロライナ州にあるセッジフィールドCCで行われている米国PGAツアー第37戦「ウィンダム選手権」の2日目、首位タイからスタートしたトミー・ゲイニーが、この日も「65」とスコアを伸ばして通算12アンダーとし、単独首位に立っている。

2位に3打差をつけたゲイニーだが、その表情にトーナメントリーダーの誇らしさはない。「今日はひどいショットだった。ティショットも悪かったし、アイアンも悪かった」。パーオンしたのは、18回中11回。前日よりもフェアウェイキープ率は上がったが、逆にパーオン数は4度少なかった。

4週間前の「RBCカナディアンオープン」で左手首を痛めたというゲイニー。「長くはないが“厚い”」というラフからのショットが、徐々に手首への負担となっているようだ。

そのゲイニーを追いかける2位以下は、混戦模様。通算9アンダーでウェブ・シンプソンスチュアート・アップルビー(オーストラリア)、ダニエル・サマーヘイズアーニー・エルス(南アフリカ)の4人が続き、さらに1打差にジム・フューリックポール・ケーシー(イングランド)、レティーフ・グーセン(南アフリカ)ら強豪がひしめく。

また、日本ツアーの賞金王、キム・キョンテ(韓国)は通算4アンダーの44位タイ、今田竜二は通算2アンダーでカットラインに1打及ばず予選落ちを喫している。

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