自身がホストを務める大会で今季3勝目を飾ったT.ウッズ（Scott Halleran /Getty Images）

メリーランド州にあるコングレッショナルCCで開催されている米国男子ツアー第28戦「AT＆Tナショナル」の最終日。タイガー・ウッズが手堅い試合運びでスコアを伸ばし、通算13アンダーで今季3勝目を手にしている。

アンソニー・キムと並び、首位タイで最終日を迎えたタイガー。キムがバーディ発進を決めるも、動じることなく自分のプレーを貫いたタイガーは、6番でこの日最初のバーディをマークすると、続く7番でもバーディをマーク。後半、10番でバーディを決め、後続を引き離しにかかったが、今度は直後の11番でボギー。その後は我慢のゴルフが続き、16番で1バーディを奪うに止まった。それでも1打差で後続を振り切り、自らがホストを務める大会で勝利。来週に迫った「全英オープン」に向けても弾みのつく1勝となった。

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タイガーに続き、単独2位に食い込んだのはハンター・メイハン。16位タイスタートと、優勝争いとは無縁と見られていたが、この状況で持ち前の爆発力を発揮。後半だけで6バーディを奪う猛チャージで通算12アンダー。タイガーを大きく上回るベストスコア「62」をマークしたが、タイガーの手堅いプレーの前に逆転勝利は叶わなかった。

タイガーと並び首位タイで最終日を迎えたキム。スタートホールこそバーディを奪ったが、それ以降はボギーが先行。巻き返しを図った後半もスコアを伸ばせず通算9アンダー、単独3位で大会を終えている。首位と4打差の8位タイで最終日を迎えた今田竜二は、前半から連続ボギーを叩き苦しい展開に。後半に入っても調子は上がらず、さらにボギーを重ねる展開に。最終的に2バーディ6ボギーでラウンドし、通算2アンダー、22位タイで大会を終えている。