ビジェイが絶好のスタート 田中は順調な立ち上がり

米国男子ツアーの第42戦「フナイクラシック at ザ・ウォルトディズニーWリゾート」が、フロリダ州にあるウォルトディズニーワールドリゾートで開幕した。ディフェンディングチャンピオンのビジェイ・シンが大会連覇を達成すれば、年間賞金獲得が1,000万ドルを突破するだけに注目が集まっている。

そのビジェイはパームコースをラウンド。前半で2つスコアを伸ばすと、後半一気に4つのバーディを稼ぎ、この日は6バーディノーボギーの安定したラウンドを披露。初日8位タイにつけ絶好のスタートを切った。

ビジェイ・シン
「今朝起きたときに背中が張った違和感があったんだけど、しっかりウォームアップしたし、この素晴らしい天候だから、問題なくプレーできたよ」（ザ・ゴルフ・チャンネル）

大会初日首位に踊り出たのは、44歳のベテランJ.L.ルイス。マグノリアコースをラウンドしたルイスは、11バーディ1ボギーの快進撃でスコアを伸ばし、2位以下に2打差をつける10アンダーをマーク。

J.L.ルイス
「コースに出ている間はスコアのことなど考えず、1ショット1ショットに集中していた。今日のスコアは素晴らしいけど、最近は調子が良かったから驚いてはいないよ」（ザ・ゴルフ・チャンネル）

8アンダーの2位には、マーク・ヘンズビー、ジョン・ヒューストン、スコット・ヘンドの3人が追走している。

一方、復活が期待されているかつての賞金王デビッド・デュバルは、4オーバー143位タイの最後尾からのスタートとなってしまった。

そのほか日本勢では、田中秀道がこの日安定したショットを見せ、6バーディ2ボギーの4アンダー30位タイ発進。そして宮瀬博文は、ボギーが先行する苦しい展開でスコアを落とし、3オーバーの140位と大きく出遅れている。