全米オープン前哨戦！ビッグネームたちが最終調整に入る

米国男子ツアー第23戦『ビュイッククラシック』が6月10日（木）から6月13日（日）までの4日間、ニューヨーク州ハリソンにあるウェストチェスターCCで開催される。昨年は全米オープンの翌週に行われたが、今年は前週に変更。調整のため休む選手が続出するかに思われたが、ビッグネームが出場をエントリーしている。

この大会は、1967年の初開催時以来、ずっとウェストチェスターで開かれてきた米ツアーでも人気のトーナメント。第1回はジャック・ニクラスが優勝しており、そのほかアーノルド・パーマー、セベ・バレステロス、ビジェイ・シン、アーニー・エルス、セルヒオ・ガルシアらがチャンピオンに名前を連ねている。

昨年の大会は、ツアー初優勝を狙うジョナサン・ケイとツアー2勝目を狙うジョン・ロリンズのプレーオフに突入し、プレーオフの1ホール目でケイがイーグルパットを決め初優勝を飾った。今季1月末に行われた「FBRオープン」で優勝し、幸先の良いスタートを切ったケイだが、最近2試合は予選落ちを喫している。相性の良いコースで調子を戻したいところだ。

注目の選手は、2週連続優勝を狙うアーニー・エルスほか、今季米ツアー3勝を挙げているビジェイ・シン、マスターズを制したフィル・ミケルソンなど。メジャー前哨戦にふさわしい顔ぶれが揃っている。

日本からは、丸山茂樹、宮瀬博文らが参戦予定。全米オープンに向けて、丸山の調整はうまくいっているのか。また、調子を上げてきた宮瀬が活躍するのか注目したい。

【主な出場予定選手】
E.エルス、P.ミケルソン、D.クラーク、D.ラブIII、M.ウィア、A.スコット、V.シン、S.ガルシア、F.カプルス、丸山茂樹、宮瀬博文