2004年 シェル・ヒューストンオープン

主力選手が出遅れる中、宮瀬は68位からのスタート

2004/04/23 09:00

米国男子ツアー第16戦「シェル・ヒューストンオープン」が、テキサス州ヒューストンにあるレッドストーンGC(フォールクリークコース)で開幕した。実績のある選手たちがスコアメイクに苦しむ中、初日首位に踊り出たのはロッド・パンプリングだ。

インからスタートしたパンプリングは、出だしの10番から12番で3連続バーディを奪い好スタートを切った。その後も確実にスコアを伸ばして6アンダーで初日を終えた。今季10試合中、予選落ちが1度だけと安定した成績を収めているだけに注目したい。

2位につけたのは米ツアー1勝を誇るクリス・ライリー。アウトからスタートしたライリーは前半だけで5つスコアを伸ばし怒涛の勢いを見せた。だが後半に入ると、3バーディ3ボギーの出入りの激しいゴルフとなり5アンダーのままホールアウト。

ディフェンディングチャンピオンのフレッド・カプルスは、1アンダーの21位とまずまずのスタート。現在の米国ツアー賞金王ビジェイ・シン、飛ばし屋ハンク・キーニー、韓国のスーパースター崔京周が並んで2オーバーの94位と低迷。ジョン・デーリーは4オーバーの123位と大きく出遅れた。

日本勢は、宮瀬博文が出入りの激しいゴルフを展開するも1オーバーでまとめて68位。田中秀道は、前半で4つスコアを落としたが後半1つ取り返し、3オーバー116位の厳しいスタートとなった。予選突破に向けて、2日目の巻き返しに期待したい。

2004年 シェル・ヒューストンオープン