好スコア続出、クレイグ・パリーが単独首位に
2004/03/07 09:00
フロリダ州マイアミにあるドラールゴルフリゾート&スパ・ブルーコースで行われている、米国男子ツアー第9戦「フォード選手権」の3日目。ムービングデイといわれるとおり、各選手がスコアを伸ばしはじめ、順位が大きく変動した。
首位でスタートしたレティーフ・グーセンは出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばすことができず、最終18番通称“ブルーモンスター”でバーディを奪うも、この日スコアを伸ばしたのは1つだけ。3日目を終えて、通算9アンダーの10位に後退している。
変わって首位に踊り出たのは、8アンダーの2位からスタートしたクレイグ・パリーだ。6バーディ1ボギーと確実にバーディを積み重ねて通算13アンダーをマーク。2002年「WGC NECインビテーショナル」以来の優勝となるのか。
これを追って1打差の2位タイには、この日のベストスコア“64”をマークしたG.サワーズとスコア“65”をマークしたスコット・バープランクと大きく順位を上げた2人がつけている。
また、2打差の4位グループを形成するのは、スコア“65”をマークし、20位から4位に浮上したデビッド・トムズや、スコアを6つ伸ばした韓国のスター崔京周、世界のレフティフィル・ミケルソンなど実力者たちが好位置をキープし、逆転優勝を狙っている。
そのほか日本期待の丸山茂樹は、2日目に続き、この日もノーボギーでのラウンド。バーディを3つ奪って通算8アンダーまで伸ばした。しかし他の選手がスコアを伸ばしたため、12位から16位に後退。安定したゴルフを続けているだけに、最終日の爆発に期待したい。