ついにタイガーが暫定首位へ!
カリフォルニア州サンディエゴにあるトーレパインズGCノースコースとサウスコースで開催されている、米国男子ツアー第3戦「ビュイックインビテーショナル」の3日目。第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。だが、全員がホールアウトできず第3ラウンドの途中で日没サスペンデット。最終日に第3ラウンドの残りとファイナルラウンドが行われる。
大会3日目を終えて通算14アンダーの暫定首位に立ったのは、予選ラウンドを完璧なプレーで攻略したトム・レーマンとタイガー・ウッズの2人。この日レーマンは4ホールのみのプレーだけとなり、1つスコアを落とした。一方タイガーは、2日目の残り1ホールでバーディを奪い幸先の良いスタートをきると、続く第3ラウンドで連続バーディを奪い、5ホール目を終えて首位を走るレーマンに追いついた。
また、通算11アンダーの暫定3位タイに、イングランド期待の若手ルーク・ドナルドとピーター・ロナードがつけている。ドナルドは、第3ラウンド5ホールを終えて2つスコアを伸ばし上位に浮上した。ロナードは、同じく5ホールを終えて1つスコアを落としている。
注目選手は、アーニー・エルスが5ホール目を終えて、通算10アンダーの暫定5位タイ。ビジェイ・シンは12ホール目まで進み通算8アンダーの暫定11位タイに控えている。そして今季初戦となるフィル・ミケルソンは、第3ラウンドで崩れてしまい、11ホール目を終えて通算1アンダーの暫定62位タイに後退した。
日本勢では、スポット参戦の谷口徹が12ホール目を終えて、通算5アンダーの暫定23位と奮闘中。今田竜二は5ホール目を消化して通算2アンダーの暫定53位タイ。初日好スタートを見せた丸丸山茂樹は、9ホール目を消化して通算1アンダーの暫定62位タイに低迷している。そのほか田中秀道は予選通過に1打届かず1アンダーの82位タイ、谷原秀人は4オーバーの133位タイで予選落ちを喫した。