絶好調の丸山!難コースのサウスでタイガーと並び3アンダー
米国男子ツアー第3戦「ビュイックインビテーショナル」が、カリフォルニア州サンディエゴにあるトーレパインズGCノースコースとサウスコースで開幕した。大会初日、ノースコースをラウンドした選手達が次々と好スコアを叩き出した。
単独首位に立ったのは、ノースコースをラウンドした45歳ベテランのトム・レーマン。前半3つスコアを伸ばすと、後半で一気に大爆発し、好スコアの「29」をマーク。この日だけで10アンダーを稼ぎ出している。先週「ソニーオープン」で9位タイに入り、好調を維持している。
一方、注目選手の立ち上がりは、先週の大会で最終日に猛チャージをかけて2位に食い込んだアーニー・エルスが、ノースコースをラウンドし、7アンダーの4位タイ発進。タイガー・ウッズは、難易度が難しいサウスコースからのラウンドで、3アンダーの35位タイにつけた。
また、2週連続優勝を狙う王者ビジェイ・シンは、サウスコースをラウンドし1アンダーのの64位タイ。大会連覇を狙うジョン・デーリー、今季初戦となるフィル・ミケルソンは、イーブンパーの89位タイからのスタートとなった。
そして日本勢では、今田竜二がノースコースをラウンドし4アンダー18位タイの好発進。タイガーと同じく3アンダーの35位タイに、サウスコースをラウンドした丸山茂樹、田ノースコースをラウンドした田中秀道がつけている。先週の大会で優勝争いに絡んだ丸山が、タイガーと一緒に難易度の高いサウスコースに挑んだ。最終9番では、第3打を直接カップに放り込みイーグルを奪うなど、この日3アンダーをマーク。明日好スコアが続出するノースコースでビッグスコアが飛び出すのか注目したい。
そのほかノースコースをラウンドした谷原秀人は2アンダーの55位タイ。今回スポット参戦の谷口徹は、サウスコースをラウンドして2オーバーの125位タイと出遅れている。
2日目は初日とは違うコースでのラウンド。強豪勢が揃って比較的やさしいノースコースでのラウンドとなるため、順位に大きな変動があるだろう。