平均パット1位のパターは「ファントム」 イ・サンヒの日本初優勝のギア
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日(30日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)◇晴れ(観衆8207人)
34歳のイ・サンヒ(韓国)が悲願の日本ツアー初勝利を飾った。首位タイから7バーディ、ボギーなしで「65」。年間ポイントランク1位の細野勇策とのサンデーバックナインの戦いを制し、通算23アンダーで最終的に3打差を付けた。クラブセッティングは14本のうち13本がタイトリスト製。ボールはプロV1xを愛用する。
1Wは最新作のGTSシリーズの“3”を選ぶ。浅めの重心設計による高い操作性能と、初速性能が特長。世界ランキング4位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)らが使うモデルだ。
7本のアイアンは3つのモデルがキャディバッグに収まる。3番は「T250<2025年>」、4番と5番は「T100<2023年>」、6番以降はマッスルバックの「620MB」をコンボしている。
クラブを大切に扱うのが道具へのこだわりのひとつだという。「特にパターはいつも大切にしていて、グリーン上でディボットを直す時も気を遣う。もたれかかるようなことも絶対にしない」とキッパリ。現在はスコッティキャメロンの「ファントム3.2」を握り、今季の平均パット部門で現在1位(1.687)を走る。
日本ツアーにデビューしたのは2013年。参戦当初から頭角を現したが、1勝が遠かった。14年には「日本ツアー選手権」で首位タイで72ホールを終えながら、正規のホールでグリーンの小石を手で払った仕草がラインに触れる行為だとみなされ、ホールアウト後に2罰打が加わりプレーオフに進めなかった。苦い思い出も乗り越えて待望の瞬間を迎えた。
<イ・サンヒのクラブセッティング>
ドライバー:タイトリスト GTS3(ロフト9度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ D-LIMITED(重さ60g台、硬さX)
グリップ:ゴルフプライド
フェアウェイウッド:キャロウェイ エリート ◆◆◆(3番15度)
シャフト:ディアマナ D-LIMITED(重さ80g台、硬さX)
ユーティリティ:TSR3 ユーティリティメタル(3番19度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD HY(重さ95g、硬さX)
アイアン:T250<2025年>(3番)、T100<2023年>(4番、5番)、620MB(6番―9番)
シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.0
ウェッジ:ボーケイ SM11(46度、52度、58度)
シャフト:ダイナミックゴールド EXウエートロック
ボール:プロV1x