2016年 ロッテ選手権

復調・宮里藍が1カ月で80ランク急上昇 リオ五輪出場への距離は?/女子世界ランク

2016/04/19 11:45
1カ月で80ランク浮上、宮里藍のリオデジャネイロ五輪出場は叶うか(※撮影は「ANAインスピレーション」最終日)

18日付けの女子世界ランクが発表され、米国女子ツアー「ロッテ選手権」を制したミンジー・リー(オーストラリア)が5ランクアップの11位となった。大会を20位で終えた宮里藍は77位へ6ランク上げた。

トップ20フィニッシュを続けているこの1カ月で、宮里藍は一気に80ランク浮上して現在は日本の9番手。リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得できる日本勢2番手までのポイント差は0.78となった。

現在の日本勢トップ2は、いずれも米ツアーを主戦場としている野村敏京宮里美香。それぞれ2ランク上げ、野村は36位、美香は38位となった。7月11日時点のランク上位2選手がオリンピックへの出場権を獲得する。

国内女子ツアーは最大震度7を観測した熊本地震の影響で「KKT杯バンテリンレディス」が開催中止となった。出場予定だった日本勢3番手の大山志保は47位、4番手の渡邉彩香が56位とそれぞれ1ランク下げた。イ・ボミ(韓国)も1ランクダウンで15位となった。

トップ3に変動はなく、リディア・コー(ニュージーランド)が1位を26週間キープ。2位は朴仁妃(韓国)、3位にレクシー・トンプソンが続いている。

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