キャロウェイの新ウェッジ「X PROTOTYPE」 を男子ツアーでも発見 河本力らの評価は?
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)
キャロウェイのニューウェッジ「X PROTOTYPE」が2週前の国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフ」で目撃されたのに続き、男子ツアーの現場でもテストする選手たちの姿があった。
同じ名前を冠したアイアン同様に、国内のゴルフクラブ設計・製造メーカー「ササキ」で、鍛造1回という製法で作られたモデル。打感に定評のあるS15C軟鉄素材を採用しているのも特徴だ。
ギャップウェッジからロブウェッジまで一通りテストを行った河本力は、「ウェッジなのにちょっとマッスルバックっぽいというか、グースが少なくて、ちょっと出っ歯でシャープな感じ。アイアンからの流れが揃います」とコメント。アドレス時の顔の良さや、上の番手とのスムーズなつながりを評価した。
ショットとアプローチにおける打感については「ちょっと柔らかすぎるというか…」。ロブウェッジに使用する「OPUS SP」は中空構造のモデルで、「ボールスピードが出る一方で打感は硬く感じやすい」(河本)という特性があり、“打感の流れ”に関しては調整が必要な様子。「今週は使わないですが、ロブウェッジの打ち出し角のデータを測定しながら、引き続き調整して様子を見ていきたい」と語り、実戦投入に向けて入念な調整を続ける方針だ。
また、これまで「OPUS」を使用してきた山田大晟は、新ウェッジの顔と打感を絶賛した。「顔がすごく良いですね。X PROTOTYPEアイアンからの流れがいい。打感は圧倒的に柔らかくて、フェースに食いつく感じがします」
「打った時に、すごくゆっくりボールが飛び出す感覚があり、これがとてもポジティブに働いています。実際にデータを取ってみたら、やはりボール初速(ボールスピード)が抑えられていました」と、トラックマンの計測データが使用の決め手となった。
「数字も良くて、縦の距離は変わらずにスピン量だけが増えている。替えない手はないですね」と話し、今週の試合で早速48度と54度を実戦投入した。ロブウェッジのみ、さらなる調整を重ねていく予定だ。(福岡県糸島市/服部謙二郎)