平田憲聖が入れるミズノ未発表アイアンに「S-4」の刻印 約4年ぶりにチェンジか
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前(25日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)
PGAツアーを主戦場とする平田憲聖が今季国内ツアーに初参戦する。生き残りをかけたフェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)が控えるなか、そのバッグをチェックすると、見慣れぬアイアンが入っていた。
ネックには「S-4」の刻印が入ったハーフキャビティのヘッド。ミズノプロシリーズのマッスルバック「S-1」や契約選手が多く使うハーフキャビティ「S-3」とも異なる、「S-4」とは…。現段階で同社からの正式発表はないが、ミズノプロシリーズの新作と推測される。
見た目はシャープでバックフェースの形状も極めてシンプル。ソールは他のSシリーズと同様にリーディングエッジとトレーリングエッジを落としたトリプルカットソールになっている。
平田はこれまで、エースアイアン「JPX 923 TOUR」を長年愛用してきた。「S-3」含めてさまざまなモデルをテストしてきたものの、首を縦に振ることはなく、実戦での使用には至らなかった。それがここにきて、この未発表アイアンを実戦投入しそうな勢いを見せている(バッグにはそれ以外のアイアンは入っていなかった)。
そばにいたミズノのスタッフに話を聞くも、口を真一文字に結んで黙り込むばかり。そこで本人に直撃すると、日本に帰国後、先週テストを行ったと認めた。「一番良かったのは顔ですね。僕的に好きな顔でした」という新アイアンは、大きすぎず小さすぎないほどよいサイズ感で、平田好みのほんのりとグースが入っていた。
特に気に入ったのは短い番手の顔だ。「8番、9番あたりがすごく好きですね。丸みを帯びて左に行く感じがする顔が僕は苦手で。 どちらかというと、クラシックですっきりとした印象に見えて、前作のものよりもすごく好きです」と構えながら説明してくれた。「どのメーカーもその辺りの7番アイアン以降の形状が難しくなってきていて、特徴が出ると思うんですよね。今回は大きさとかも含めて、このベーシックな形状が良かったです」と加えた。
今週の試合に向けて「一応予備のエースも持ってきていますが、今回は変えます」と明言。「素材もいいんでしょうね。打感もめちゃくちゃいいです」と、木曜日からの本番で試し、秋の“生き残り戦”に向けて慣らす意向だ。
平田のコメント以外、未だ詳細情報のない未発表「S-4」アイアン。海の向こうのPGAツアーでは契約選手を中心にテストが始まっている模様だ。また詳しい情報が入り次第、お届けしていきたい。(福岡県糸島市/服部謙二郎)