14歳の松原由美 国内メジャーの最年少予選通過記録を更新
2013/05/10 18:58
2011年の「大王製紙エリエールレディス」でツアー史上最年少予選通過記録(12歳270日)を打ち立てたアマチュアの松原由美(当時中学1年生)が、今度はメジャー戦でも歴史を塗り替えた。
メジャー初出場となる今週の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」2日目を76位タイからスタートし、4バーディ、3ボギーの1アンダー。通算2オーバーの39位タイに急浮上し、柏原明日架が2010年の「日本女子オープン」で記録した14歳244日の最年少予選通過記録を更新する、14歳77日で決勝ラウンド進出を決めた。
「(記録のことは)ぜんぜん意識していなかったので、記録の更新よりも予選を通過できたことが嬉しいです」と、今年4月に進級したばかりの中学3年生は快挙を冷静に受け止めていた。
決勝ラウンドに進んだアマチュアは松原と、海外で数々の年少優勝記録を塗り替えている16歳のリディア・コー(ニュージーランド)の2人。「(コーとは)去年の世界アマで会うことができました。自分よりも上手な方なので、そこについていけるようにしたいです」。ローアマチュア獲得に向けて、2アンダー8位タイにつけている世界アマチュアランキング1位の背中を追う。(茨城県つくばみらい市/塚田達也)