キャロウェイ新シリーズ「QUANTUM アイアン」 スピードと寛容性を両立
キャロウェイゴルフは、フェース全域の寛容性を最大化した新シリーズ「QUANTUM アイアン」を発表した。初速と打ち出し角の安定により、グリーンを狙うショットの精度を高める。「マックス」「マックスOS」「マックスファスト」の3モデル構成。スイングに関わらず、プレーヤーに自信を授ける設計となっている。
現代的な360度アンダーカットを中心に、過去モデルから着想を得た新しいキャビティバック設計を施した。進化したゲームインプルーブメント形状により、高初速と高い打ち出しを生む。同時に、進歩的なトライソール設計によって、ターフの抜けとコンタクトの良さも向上した。
メーカーの担当者は「設計プロセスの最初のステップは、フェース全体の寛容性とスピードという、キャロウェイにとって核となる顧客のニーズに立ち返ることでした」と話す。
360度アンダーカットは、ヒールとトウの窪みに周辺重量を配分する高度な2ピース構造が特徴的。重要なのは、これにより研究開発チームが溶接ラインを押し下げることができた点だ。担当者は、「溶接ラインを押し下げると、スピードと寛容性がアップしつつ、たわむ範囲が広くなる」と説明する。
「デザイナーとエンジニアがフェースを自在に設計できるようにするうえで、彼らは自由にたわむことのできるフェースを求めました。特に、ゴルファーの80%が打点とする下部部分において。それを広いソールヒンジと組み合わせることで、きわめて高い打ち出し角とスピードを持ったアイアンが生まれた」
また、キャロウェイは次世代型AI最適化フェース設計を採用し、より速いスピードと、安定した打ち出し、スピン、ばらつきの抑制を実現した。研究開発チームは数千のスイングデータをもとに、実際のインパクトパターンからフェースを成形し、スイートスポットの拡大につなげた。
打音を向上させ、フェース下部で打った際の振動を抑制するべく、キャロウェイはキャビティバック底部にウレタンを追加し、不要なエネルギーを吸収するようにした。
アタック角に関わらず一貫したターフの抜けを生み出すため、よりクリーンなコンタクトを促すトライソール設計が採用されている。この形状は、ロングアイアンからウェッジに至るセット全体に適用されている。
「ゴルファーは必ずしも一貫したインパクトができるわけではない。そのため、ターフの抜けに対して寛容性の高いソールを設計した。インパクトの位置を高くし、より優れたコンタクトで少し高く打ち出せるようになっている。これにより、スピン量とスピードも上がった」
シリーズの3モデルは、初中級者カテゴリの幅広いゴルファーに対応する。「マックス」は、大型の「マックスOS」「マックスファスト」と比べ中型形状となっている。いずれも高打ち出し高初速設計だが、OSとファストはその分野における寛容性がより高い。ファストは大型形状ながら、他2モデルより軽量であり、スイングスピードの遅いゴルファーでも扱いやすいモデルだ。
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)