月曜の夜に試合会場近郊で開催されたイベントで新たに“サンデーレッド（Sun Day Red）”のアパレルラインを発表したタイガー・ウッズは、2024年「ジェネシス招待」直前の練習ラウンドに登場した。真新しいゴルフシューズ、黒いキャップとシャツにプルオーバー。そして白いパンツを着用し、リビエラCCの9ホールをラウンドした。
全体的なウェアの見た目は、お馴染みのウッズらしい雰囲気を漂わせてはいるものの、厳密に言うと、メジャー15勝、そしてPGAツアー82勝を誇る彼は完全に装いを新たにしていた。
しかし、今週のウッズにとって新しいのは装いだけに留まらない。
火曜の練習ラウンドで、GolfWRX.comはウッズがグラファイトデザイン ツアーAD-VF 7Xシャフトを装着したテーラーメイド Qi10ツアー 3番ウッドをテストしているところを目撃した。このシャフトはQi10 LS ドライバーに装着された同じVFの6Xシャフトにマッチさせたもの。なお、ウッズは火曜午前のラウンドで、信頼の一本である三菱ケミカル ディアマナD+ 70TXシャフトを装着したテーラーメイド SIMの3番ウッドも引き続きバッグに入れていた。
今週の「ジェネシス」で、ウッズは木曜日までにこの異なる2本の3番ウッドを使い比べた上で、どちらかを選択するものと思われる。
また、ウッズは新しい2024年モデルのブリヂストン ツアーB Xボールを実戦投入することを明かしている。
ウッズはブリヂストンのプレスリリースで、「僕はいつもボールをフィットさせること、そして“させ続けること”の重要性を説いてきた。ブリヂストンは新しい『X』で再び僕にボールをフィットさせてくれた。ティショットでの弾きが少し良くなっていて、グリーン周りで必要なコントロール性能が備わっているんだ」とコメントしている。
彼はさらに2本の新しいテーラーメイド MG4ウェッジ（56度、60度）をバッグに入れている。我々が前回ウッズを見た2023年12月の「PNC選手権」ではテーラーメイド MG3のサンドウェッジ（56度）と、MG2のロブウェッジ（60度）を使用していた。
とはいえ、全てが新しくなったわけではない。
ウッズは長年使用しているテーラーメイド M3の5番ウッドに加え、テーラーメイド P770の3番アイアン、テーラーメイド P7TWのアイアンセット（4番～PW）、そして物の見事にフェースど真ん中に打痕が集中したメジャー14勝パターであるスコッティキャメロン ニューポート2 GSSプロトタイプを引き続き使用している。
