キャリアグランドスラムへ最後の壁 「マスターズ」とマキロイの関係
2014/11/24 13:53
2011年/通算4アンダー 15位タイ 65-69-70-80=284
2011年の「マスターズ」はマキロイのキャリアにおいて、最も重要な数週間の1つだろう。今大会最終日の大崩れは心が痛む出来事ではあれど、2カ月後の「全米オープン」での圧倒的勝利に先立つものだった。
その「全米オープン」で2位以下に8打差を付けて快勝したマキロイは、「自分にとても正直になれたし、違うプレーをするのに必要なこともわかっていた」と話している。「何をすべきかや、再び優勝するには何に集中すべきかが頭の中にはっきりとあったんだ」。
2011年の「マスターズ」では、3日間でわずか3ボギー、バーディは15の好スコアで、2位以下に4打差をつけて最終日に臨んだマキロイ。だが、フロント9を1オーバーの「37」で回ったことで、その差はわずか1打に縮んでいた。
そして迎えた10番ホールから、事態が悪化。ティショットが左サイドのキャビン近くに着地し、グリーンに乗せるまで5打を要した。続く11番では3パット、パー3の12番では約6メートルのところから4パットとしてしまう。結局、10番から12番だけで6オーバーとし、バック9では「43」を記録した。
「これから2、3日はつらいものになるだろう。でも立ち直るさ」と話していたマキロイ。彼はそれを「全米オープン」で証明し、メジャー初タイトルを獲得した。
イーグル:0
バーディ:16
ボギー:7
ダブルボギー:1(第4ラウンドの12番)
トリプルボギー:1(第4ラウンドの10番)
フェアウェイキープ:15位タイ/56ホール中40ホールで成功
パーオン:3位タイ/72ホール中54ホールで成功
パット数:42位タイ/124