2015年 マスターズ

キャリアグランドスラムへ最後の壁 「マスターズ」とマキロイの関係

2014/11/24 13:53

2010年/通算7オーバー 予選落ち 74-77=151

マキロイが奪取したバーディはわずか2つのみで、いずれも第1ラウンドでだった。彼が「マスターズ」で予選落ちを喫したのはこの年の大会のみ。今大会の前に行なわれた、PGAツアーのストロークプレーの大会ではいずれも40位以下の成績で、前週の「シェル ヒューストンオープン」でも決勝ラウンドに進めなかった。

「良いプレーができなかった。調子を取り戻すのには、ちょっと時間が必要なんだ」と、マキロイは『ベルファスト・テレグラフ』紙に語っている。「今の状況がつかめていないし、少し休みを取って、リフレッシュした気分で復帰しなければと考えている。僕はすぐイライラしてしまい、自分に八つ当たりしてしまう。家に帰って、頭の中を整理しないといけないね」。

実はこの時、背中にやや痛みを抱えながらオーガスタの地を踏んでいたマキロイは、第2ラウンド後、プレーからもう少しの期間、遠ざかると発言していた。彼は「マスターズ」翌月の「ウェルズファーゴ選手権(注:当時の名称はクエイルホロー選手権)」で復活するか、休養期間を延長するか話し合いを重ねていたのだ。

「負傷から回復するのと、自分の頭を整理するにはもう少し時間がかかりそうだ」と、当時の彼は話している。

マキロイは結局「ウェルズファーゴ選手権」でカムバック。大会最終日は「62」の好スコアで、PGAツアー初優勝を飾った。

イーグル:0
バーディ:2
ボギー:7
ダブルボギー:1(第2ラウンドの7番)
トリプルボギー:0
フェアウェイキープ:順位の記録なし/28ホール中20ホールで成功
パーオン:順位の記録なし/36ホール中20ホールで成功
パット数:順位の記録なし/61

2011年/通算4アンダー 15位タイ 65-69-70-80=284≫
1 2 3 4 5

2015年 マスターズ