2014年 ザ・グリーンブライアークラシック

メジャー2大会制覇のカブレラが最後まで粘って優勝

2014/07/07 11:05

By Helen Ross, PGATOUR.COM

逆転でツアー3勝目。メジャー以外の米ツアーで初勝利を果たした(Todd Warshaw/Getty Images)

ジ・オールドホワイトTPC (ウェストバージニア州)での「ザ・グリーンブライアークラシック」最終日。序盤では2度のホールインワンで会場が沸く中、アンヘル・カブレラが「64」をマークし、同大会5年間の歴史で5度目の逆転優勝を手にした。

首位のビリー・ハーレーIIIを2打差で追う形で、最終日に臨んだカブレラ。アルゼンチン出身の彼はまず元海軍大尉のハーレーIIIと接戦を繰り広げていたが、その後は通算14アンダーで首位に立ったジョージ・マクニールをバック9で引き離した。

13番でフェアウェイの176ヤードのところからイーグルを決めた時点で、カブレラはこの日「61」と猛追したマクニールに3打差をつけた。カブレラは直後の2ホールでボギーを叩き、優勝のかかる場面で若干プレッシャーがかかったものの、17番ホールでは2パットでバーディを奪い、見事勝利を収めた。

今回の優勝はカブレラにとってPGAツアー3勝目。これまで2度のメジャー大会を制してきた彼は、フェデックスカップのランキングでも158位から54位と一気に順位を上げた。

その他、最終日を「63」で回ったウェブ・シンプソンが単独3位に入り、今季7度目のトップ10入りを果たした。

一方、3日目終了時点で暫定首位だったハーレーは「73」と後退し、4位タイでフィニッシュ。PGAツアーでの自己ベストの記録に並んだ。同じく4位タイにはキーガン・ブラッドリーブレンドン・トッドクリス・ストラウド、キャメロン・トリンゲール、W.ウィルコックス、そしてこの日18番ホールでホールインワンを達成したバド・コーリーが並んだ。

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