2014年 ファーマーズインシュランスオープン

自身ワースト「79」にウッズ 「降りられない列車に乗っていた」

2014/01/29 15:04
自身ワーストを記録して間もないタイガーだが、その後遺症はなさそうだ(Getty Images)

タイガー・ウッズは、通算8勝を誇る米国のコースでキャリアワーストタイのスコアを叩いてしまったことを気にかけているようには見えない。

「トーレパインズでの土曜日に起こったことからは何も考えないよ」。火曜日に行われた「オメガドバイデザートクラシック」歴代優勝者たちによる18ホールのエキシビションマッチの後、ウッズはそう話した。

「ファーマーズインシュランスオープン」に昨年覇者として臨んだウッズは、3日目に7ホール連続でボギー、もしくはそれ以下のスコアを叩いた。ここ2年以上の間で初となる2ホール連続のダブルボギーも叩き「79」でラウンド、54ホール時点で予選落ちした。

「そんな日もあるよ。降りられない列車に乗っていたようなものだ」。ウッズはサンディエゴの第3ラウンド以降、はじめて口を開いた。「土曜日と今日で、僕のボールストライキングに何ら違いはなかったよ」。

「オメガドバイデザートクラッシック」のチャンピオンズ・チャレンジで、ウッズは序盤に3つのバーディを奪ったが後半勢いを失い、パー5の18番で池に打ち込みダブルボギーでラウンドを終えた。スコアは「71」で8位タイに終わった。

昨年のフェデックスカップ、そしてレース・トゥ・ドバイの覇者ヘンリック・ステンソンとスペインのラファエル・カブレラベローはそれぞれ「66」をマーク。25万ドルずつを手にした。ロリー・マキロイアルバロ・キロスが「68」で3位タイだった。

ウッズはドバイに向かう前の日曜日、フロリダの自宅でパッティングの練習をしていたと話した。

ウッズはこの大会通算6試合に出場し2勝を挙げている他、3度のトップ5入り。プロとしてのワーストイヤーだった2011年だけトップ5入りを逃している。

「自宅に帰って良いオフを過ごしたよ」とウッズ。「庭でパッティングの練習をしただけさ。そんなに気負ってはいない。1日悪い日があったというだけの話さ」。

ウッズは最初の2日間をマキロイ、そして昨年覇者のスティーブン・ギャラハーと共にラウンドする。火曜日のエキシビションマッチはギャラハー、そしてフレッド・カプルスと共にプレーした。ウッズがギャラハーとラウンドしたのは1995年の「ウォーカーカップ」以来だったという。そのときのフォアサムマッチでウッズはジョン・ハリスとのペアで、ギャラハーとゴードン・シェリーを破った。

ウッズとマキロイは1年前のアブダビでも共にラウンドし、いずれも予選落ちした。ウッズはフリードロップの措置を行ったつもりが2打のペナルティを課され、予選通過ラインに1打足りなかった。

2週間前にアブダビでシーズンをスタートさせたマキロイは、1打差の2位でフィニッシュ。第3ラウンドでは二アレストポイントからボールを正しくドロップしていないことが発覚しペナルティを受けた。

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