タイガー最多優勝再び!ファイヤーストーンCCで8度目の優勝を飾る
これで今季2度目だ。タイガー・ウッズが、サム・スニードの持つ同一大会で8度の優勝という記録を、またしても達成した。
WGCブリヂストンインビテーショナル最終日、タイガーがファイヤーストーンCCで他を圧倒し、同大会8度目となる優勝を飾った。今回の優勝はタイガーにとって、18度目の世界選手権シリーズ優勝となった。タイガーは今年3月にも、アーノルド・パーマーインビテーショナルで同一大会での8度の優勝という大記録を成し遂げている。
最初に、スニードが同一大会での8度の優勝を記録したのは、グレーター・グリーンズボロ・オープンでのこと。スニードは、数十年の時を経て(1938年に初優勝し、1965年に8度目の優勝を遂げた)、記録を樹立した。
今日のタイガーの勝利は、今季5勝目。これでキャリア通算の勝利数は79となり、スニードの持つ歴代最多勝利の82勝まであと3勝に迫った。
タイガーは2日目、大観衆を沸かせるスコア「61」をマーク。パー「70」の同コースで安定したパフォーマンスを披露し、通算15アンダーを記録した。2位タイのキーガン・ブラッドリー、ヘンリック・ステンソンとは、7打差をつけて優勝。フェデックスカップランキング首位の座も揺るがなかった。
「タイガーにあんなに大きく引き離されたのでは敵わない」とブラッドリー。「2日目のタイガーのショットは、特にずば抜けていた。僕も下位に留まる気はなかったし、ずっとタイガーが好調でなければと思ったけれど、タイガーは良かった。難しかったね。奮い立ってタイガーと勝負する気でいたのだけれど…、今大会のタイガーのプレーはものすごかったよ」と明かす。
CBS局のアナウンサー、デビッド・フェレティと話した後、タイガーは息子チャーリー君を抱き上げ、スコア提出所へ一緒に連れて行った。これからニューヨーク州ロチェスターへと向かう。来週は全米プロゴルフ選手権だ。タイガーが何度も勝利した大会でもある。5年以上も勝利から遠ざかっていたため、今度は優勝で締め括りたいに違いない。