2013年 ウェルズファーゴ選手権

「ウェルズファーゴ選手権」最終日/勝者と敗者を分けた“グリーンマイル”

2013/05/06 15:05

By PGATOUR.COM wire services

最終日の序盤戦は、ミケルソンとニック・ワトニーの名前がリーダーズボードのトップにあり、ロリー・マキロイリー・ウェストウッドが彼らに続いていた。

しかし終わってみれば、勝者はアーンストだった。カリフォルニア州のセントラルバレーで育った彼は幼少期にプラスチックパイプで右の眼球を切り、10針を縫う怪我を負った影響で、今も右目がはっきりと見えない状態だ。

「彼の名前は、聞いたことがなかった」とリン。「彼はとても良い選手だね。ラウンド中に彼がフェデックスカップで180位だということを聞いたよ。でも彼はとても素晴らしプレーをしたね。ほんとにあのプレー内容なら規定の18ホールで優勝できたんじゃないかと思うほどだ。規定の18番ホールを見事に締めくくり、そしてプレーオフでもとても良い2つのショットがあったね。彼の実力で手にした優勝だよ。素晴らしいゴルフだったよね」。

シャーロットに住まいを構えるロバート・カールソン(スウェーデン)は、最終ホールでバーディを奪えばプレーオフ進出の可能性があったが、このホールをボギーとし「72」でホールアウトした。これでバックナインの序盤で連続ボギーを叩き、首位から後退したウェストトウッドと並び、4位タイで大会を終えた。

マキロイは12番でダブルボギーを叩き、トップ集団から1打後退した。今週この12番ホールだけで4オーバーをしている彼はスコア「73」、10位タイで大会を終えた。

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