2013年 ザ・ホンダクラシック

ザ・ホンダクラシック 2日目レビュー

2013/03/02 18:11

初日首位のC.ビジェガスは急降下でまさかの予選落ち

カミロ・ビジェガスは昨日のトップから、本日は予選通過ならずと、ツアーのおぼつかない選手リストに加わってしまった。ビジェガスは今季シード権がなく、スポンサー推薦枠で出場し、初日をここ一年以上の中での彼にとっての自己ベストにあたる「64」でラウンドしていた。しかしコロンビア出身の彼は、昨日より13打多く叩いて本日は「77」で終了。最後に彼と同じ憂き目を見たのは2011年「トラベラーズ選手権」でのジム・レナーまで遡る。

トンプソンは本日「65」で、明日はガスリーと最終グループでラウンドする。週末ラウンドを2人組でプレーするのは今年の米国ツアーでは初となる。ブー・ウィークリーは連日となる「67」でラウンドし、トップと2打差の通算「133」。カナダ出身のグラハム・デ・レートと並んでいる。

そして、彼らの後ろには魅力的な選手たちが名を連ねている。ジェフ・オギルビーはパットで何度かチャンスを活かし、本日を「66」で終え、予選通過となった。同じく、リー・ウェストウッド(第2ラウンドのスコア68)、チャールズ・ハウエルIII(スコア67)、ショーン・オヘアー(68)、ジャスティン・ローズ(66)も通過だ。

オギルビーはカリフォルニア州でのシーズン開幕から、過去4トーナメントで一度も予選落ちをしていない。「今日は今までで最低のショットを打っていた。チップインもして、いくつかロングパットも決めたけれど、良いパットを決められる時って本当に違うね」。今週末は、マスターズの出場権を獲得してないオギルビーやハウエルに取って非常に重要な試合となる。この試合を勝つか、上位に入るかして、今月中に世界ランク50位以内に入らなくてはいけない。

マスターズの出場権に関して言えば、ガスリー、トンプソン、デ・ラートそしてウィークリーはもっと下位にはいるが、勝利を挙げることによってのみ、マグノリア・レーンを歩くのを許されることになる。

しかしながら、マスターズへの道はマキロイに取っては突然、上り坂を登っているようになってしまった。ナイキが提供した、アブダビでの音楽とレーザーショーからマキロイは坂を下っているのだ。ここ3試合で彼は、アブダビで予選落ち、アクセンチュアマッチプレー選手権で初戦敗退、そしてPGAナショナルでは26ホールで棄権と、全く良いところなしである。

「彼の振る舞いはいつもと少し違う」と言うのは親友の一人であるマクドウェル。「練習場で見ると、いつものスイングが少し崩れている。それに文句や不満な声も聞こえてくるんだ。ああいうのは、何かしらの誇示であったり、精神面のケアーであったり、あるいはコーチやキャディからの大袈裟な賛辞だったりする。技術面と精神面で少しばかり欠けている部分がある証拠だ」

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