2015年 全米プロゴルフ選手権

「全米プロ」ドラコンはラヒリが優勝 注目バッバは…

2015/08/12 10:03
前年は参加を拒否していたワトソン。今年は豪快にドライバーを振り抜いたが・・・

海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の開幕を2日後に控えた11日、練習ラウンド中の選手を対象にドライビングコンテストが行われた。1952年(第34回大会)から80年代まで実施されていたかつての恒例行事で、30年の休止を経て昨年大会から復活。詰めかけたギャラリーは歓声を上げた。

ドラコンが行われたのは2番パー5(593yd)。午前7時から午後4時までにフェアウェイに止まったボールが計測の対象となり、1位から3位までに入ると、その選手名義で慈善団体に25000ドル、15000ドル、10000ドルがチャリティされる。

今回優勝したのは327ydを記録したアニルバン・ラヒリ(インド)。2位に323ydのマット・ドビンス、3位に315ydのJ.B.ホームズが入った。日本勢は、302ydをマークした岩田寛が11位タイで最高位。松山英樹は280yd、小田孔明は午前7時前に2番を通過したため計測対象にならなかった。

なお、ドラコン復活初年度の前年大会で、優勝候補に目されながらもアイアンを手にし、“参加拒否”の姿勢を示したバッバ・ワトソンも、今年は笑顔でドライバーを手に。ボールはフェエアウェイ右に逸れて「記録なし」に終わった。ワトソンは前週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」で“優勝しなかったら”と、ドラコンイベントへの参加を示唆していた。

【ドラコン大会 上位10人】
順位/飛距離/選手名
1/327yd/アニルバン・ラヒリ
2/323yd/マット・ドビンス
3/315yd/J.B.ホームズ
4/314yd/ジミー・ウォーカー
5/313yd/ジョーダン・スピース
6/310yd/キーガン・ブラッドリー
7/309yd/チャールズ・フロスト
8/307yd/ジャスティン・ローズ
9/305yd/デービス・ラブIII
10/303yd/ダニー・リー

2015年 全米プロゴルフ選手権