開幕まであと2日。練習ラウンドの松山英樹はまだ“オーラ”をまとっていない。

英国ホイレイクにあるロイヤルリバプールで行われる海外メジャー「全英オープン」。現地15日の火曜日、松山英樹は前週土曜日に続いて2度目の練習ラウンドを行った。

前回のラウンドのあと、日曜日、月曜日はラウンドせずに過ごした松山。この日火曜日は風も弱い穏やかな1日となったが、時折フィニッシュでクラブから手を離してラフに入れるなど、まだまだ本調子とはいえない状況。「（ショットの手応えは）良くないです」と、その表情も冴えなかった。

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この日の18ホール中、ドライバーを使ったのは2ホールだけ。だが、「風が変わればドライバーを持つ回数も増えると思う。試合になって風が吹いたときに、自分が一番良いと思う選択肢でやっていく」と、想定するのは2日後に開幕する本番だ。

18ホールをラウンド後、さらに練習場で打ち込みを行ったが「いつもの練習をしていただけ」と松山はそっけない。全英対策として持ち込んでいる2番アイアンや、複数のウェッジなどのオプションを試しているが、これも試合前のいつもの光景。5日後の大会最終日に向けて、徐々に調子と集中力を高めてくるのが松山流だ。（英国ホイレイク／今岡涼太）

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