自身の米ツアー初戦、得意コースで4アンダーとまずまずのスタートをきった（Stephen Dunn/Getty Images）

カリフォルニア州のトーレパインズGCで24日（木）に開幕した米国男子ツアー今季第4戦「ファーマーズ・インシュランスオープン」初日。タイガー・ウッズはサウスコースを「68」でまわり、4アンダーの20位タイでスタートした。

前週の欧州ツアー「アブダビHSBC選手権」で自身の今季初戦を迎えたタイガーは、過去6度の優勝と抜群の相性を誇る大会で、主戦場である米国でのシーズンをスタートさせた。出だしの1番でさっそくバーディを奪いながらも、4番ではパーオンを逃し3パットを叩いて痛恨のダブルボギー。しかし直後の5番でバーディ、6番ではバンカーからチップインイーグルを決めて勢いに乗った。

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その後8番から2連続、さらに12番からも再び2連続バーディで6アンダーまでスコアを伸ばし、首位戦線に躍り出る。しかし15番、17番といずれもパーオンを逃しボギー。結局トップとは3打差での発進となった。

終盤に後退したが「1アンダーから1オーバーになって、そこから6アンダーまで持っていけたのは良かったと思う」とラウンド後は穏やかな表情。今大会は2年ぶりの出場になるが「いつもとは違うトーナメントのようだ。昨晩は雨が降ったけれど、フェアウェイは締まっている。グリーンは練習ラウンドの時よりも止まりやすかったけれど」。

前週は2日目にルールトラブルがあり予選落ち。それでも「残念なことに2日しかプレーできなかったけれど、6週間のオフが明けてからのプレーに役立っている」と話し、状態が良いことを強調する。

ノースコースでのビッグスコアが期待される2日目だが「天候によるだろうね」と淡々と戦況を見据えていた。