米国男子ツアー

米国男子ツアー「ケンパーインシュアランス・オープン」最終日

2002/06/03 09:00

首位タイの10アンダーでスタートしたボブ・バーンズとボブ・エステス。特にツアー初優勝がかかるバーンズに期待が集中した。
ラウンド中盤にさしかかり、首位グループはこの2人にスティーブ・エルキントンとジャスティン・レナードを加え4人に膨れ上がっていた。期待のバーンズは11番パー3(156ヤード)でホールインワンを決め、一気に12アンダーとして一人抜け出したが、次のホールをボギーとし、リードは1打に縮小。このチャンスに1打差集団のエルキントンとビームは相次いでバーディを奪い、首位タイに並んだ。しかしエルキントンは17番でパーパットを外し、さらに18番でもボギーを叩いてしまい脱落。ビームも同じ17番で深いラフに入れてしまい、アプローチが大きくショート。ボギーとし、力尽きてしまう。
代わってエステスが14番でバーディを奪い首位タイに。バーンズは16番(136ヤード)を9番アイアンで素晴らしいショットを放つ。いったんグリーンオンしたが、落ちたところがきつい傾斜でボールはそのままグリーンからこぼれ排水溝に。そこからパットで打つが、ダブルボギー。これで万事休す。バーンズの優勝チャンスも流れ落ちてしまった。結果、エステスが1打差をキープしたまま最終ホールで30センチの確実なパーパットを決めて、キャリア4勝目を獲得した。

◇最終結果
1位 -11:ボブ・エステス
2位 -10:リッチ・ビーム
3位 -9:スティーブ・エルキントン
3位 -9:ボブ・バーンズ
5位 -8:ジョナサン・ケイ
5位 -8:ジャスティン・レナード

◇注目の選手
18位 -4:クリス・ディマルコ
18位 -4:スチュアート・アップルビー
18位 -4:ボブ・メイ