2026年 ソニーオープンinハワイ

人身売買を疑われないため… 16歳の長崎大星がハワイ入国前に用意した書類

2026年 ソニーオープンinハワイ 4日目 長崎大星
16歳アマチュアの長崎大星には心強い旅の同行者がいた

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

日本男子史上最年少(16歳103日)でPGAツアーに挑戦した長崎大星(勇志国際高)は、18歳の兄・煌心(こうしん)とハワイに入った。保護者代わりとして、ナショナルチームの強化部課長の菊池潤氏が同行した。

2026年 ソニーオープンinハワイ 4日目 長崎大星
18歳の兄・煌心と兄弟2人で冒険だ!

近年、特にハワイのホノルル空港では「入国を拒否された」「別室に連れて行かれて尋問された」など、入国審査の厳格化にまつわる話題が多く聞かれる。実際には、純粋な観光目的であれば入国拒否される心配はないものの、書類に不備があったり、審査官の質問に対して間違いがあったりすると“別室行き”の可能性が高くなる。

2026年 ソニーオープンinハワイ 4日目 長崎大星
日本人史上最年少で初のPGAツアーに参戦

とはいえ、長崎兄弟にとってそんな心配は皆無だろうと思っていた。なにせ推薦出場なのだ。だが、菊池氏に準備の模様を聞くと、話はそう単純ではないことが分かった。見慣れない「書類」を用意していた。

2026年 ソニーオープンinハワイ 4日目 引率承諾書
事前に用意した引率承諾書

「今回は親御さんが同伴せず、(他人である)私が引率するので、事前にご両親に“引率承諾書”を書いていただきました。未成年者を成人が引率するのは当たり前と言えば当たり前なのですが、入国審査では人身売買を疑われてしまう可能性があるのです」

2026年 ソニーオープンinハワイ 4日目 菊池潤氏
備えあれば憂いなし

航空会社や米政府のホームページを見ても、入国に引率承諾書が必要という記載はない。万が一を考えての準備だった。

2026年 ソニーオープンinハワイ 4日目 長崎大星
結果は2オーバー92位で予選落ち。経験を今後に生かす

結局、入国審査の際に承諾書の提示を求められることはなかったそう。しかし、それこそ菊池氏がしっかりと準備した証しなのかもしれない。ゴルフでも仕事でも、やはり事前準備は大切なのです。(JJ田辺カメラマン)

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