この週末、ゴルフ界の偉大なゴルファーが2人も他界してしまった。カナディアン・ゴルフの殿堂入りプレーヤー、モー・ノーマンが日曜日心臓疾患のため亡くなった。享年75歳。ノーマンはそのユニークなプレースタイルから多くのファンに愛された。カナディアンツアーで13勝、33回ものコースレコードを達成した。「59」という驚異的なスコアを3度マークし、アマチュア時代に2度の「マスターズ」参戦も果たしている。

一方、アメリカも偉大なゴルファーを失った。ハービー・ウォードが肝臓ガンで日曜日に享年78歳で亡くなった。一度もプロ転向せず生涯アマチュアで過した偉大なゴルファー。1955年、1956年と「全米アマチュア選手権」のタイトルを連覇、11回のマスターズ参戦で5度トップ25フィニッシュを達成した。1949年には全米NCAAチャンピオンシップ、1952年には全英アマチュア選手権、1954年にはカナディアン・アマチュア選手権を制している。