米国男子ツアー

WGCインタビュー/タイガー「ランキングのために戦うのではない」

2004/08/23 09:00

NECインビテーショナル最終日

世界ランキングで2位のビジェイ・シンに0.1ポイント差に迫られていたタイガー・ウッズ。今週の「NECインビテーショナル」の結果でビジェイが1打でもタイガーに優れば、5年間続いていたタイガーの世界No.1の座が奪われることになっていた。しかし、結果はタイガーが2位タイ、ビジェイが32位タイ、さらにアーニー・エルスも65位タイと、タイガーの王座が生き延びた。

タイガー・ウッズ
「昨日は決して良いプレーではなかったけど、なんとか優勝争いに手が届く位置を保てた。今日はただひたすらバーディを狙っていった。どうにか二桁アンダーにまでもっていかなければ優勝チャンスがないと思い、必死に戦ったが、バーディが足りなかった。

「ラフが10インチと厳しかったけど、チャンスはあると思った。誰もが崩れてしまう可能性があったからね。僕がバーディを稼ぎ出せば、首位との差が縮まる可能性があると信じていた。世界ランキングは、試合結果に応じて決まるものだと前々から思っている。グレッグ・ノーマンも同じような体験をしてきているんだと思う。ランキングのために戦うのではなく、戦った結果がランキングに反映されるだけ。僕は今週、試合に勝つことだけに集中してプレーしたんだ。残念ながら及ばなかったけど」