PGAツアー勝利数で抜かれたチェ・キョンジュが松山英樹をたたえた ※撮影は2019年「ジェネシスOP」

米ツアー通算8勝のチェ・キョンジュ（韓国）が20日、自身のインスタグラムを更新し、「ザ・ジェネシス招待」最終日（18日）にアジア勢単独最多の米ツアー9勝目を挙げた松山英樹へ祝福のメッセージを贈った。

投稿では「おめでとう、わが友ヒデキ。記録は破られるべきものであり、それを達成したのがあなたであったことを誇りに思う。あなたはとても素晴らしい紳士で、ゴルフ界はあなたがいてくれて幸運でした」と記録更新をたたえ、「あなたの9度目のPGA優勝に乾杯！そして、あなたのレガシー（遺産）がこれからもずっと続きますように」と、さらなる活躍に期待を寄せた。

チェは2000年に韓国人初のPGAツアーメンバーとして参戦すると、02年「コンパッククラシック」でツアー初優勝。同年「タンパベイクラシック」で2勝目をつかみ、07年には自身2度目の年間複数回優勝を達成。08年に世界ランキング5位まで上り詰めた。11年には“第5のメジャー”「ザ・プレーヤーズ選手権」を制すなど、松山が9勝目を挙げるまでアジア勢の最多勝利記録を保持していた。