パッティングが良さそう

◇米国男子◇3Mオープン 事前（26日）◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd（パー71）

13位で終えた「全英オープン」から米国に入り、松山英樹がプレーオフシリーズ前の連戦に臨む。フェデックスカップランキング上位者だけが出場できるプレーオフ初戦まで、今週を含めてレギュラーシーズンは残り2試合。ランク54位から、プレーオフ2戦目の「BMW選手権」に進める50位以内、そして最終戦「ツアー選手権」の切符がかかるトップ30を目指す。

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部屋で振る？26インチのミニ1Wも登場

26日（水）のプロアマでは、10番から9ホールをプレー。スタート前の練習からパター2本を試し、スコッティキャメロンのプロトタイプに加え、黒塗りの「スペシャルセレクト ジェットセット ニューポート」を代わる代わる持ちながらラウンド。スタートホールで10m弱のバーディパットを決めると、「シャー！」とおどけるようにこぶしを握った。ラウンド後もパッティング練習場、ドライビングレンジに向かって1時間半ほど調整を行い、コースから引き揚げた。

小平智は“秋”の戦いも視野

練習場で打ち込み

前日は小平智と練習ラウンドを回った。小平によると、2人で回るのは約2年ぶりとのこと。その小平は現在フェデックスカップランク180位。残り2戦次第で来季シード獲得を目指して9月「フォーティネット選手権」から始まる「フェデックスカップ フォール」7試合への出場を見据えている。

10月の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」も含まれるフェデックスカップ フォールは、主にフェデックスカップランク51位以下の選手が出場。レギュラーシーズンとプレーオフ初戦までのポイントを引き継いで戦い、最終的に125人に付与される来季シードを争う新たなシステムだ。

この日は午後スタートのプロアマを前に、気温33℃を超える真夏日の中で打ち込み。目の前の試合で獲得するポイントは秋にもつながっていくだけに、一戦一戦が重要な意味を持つ。（ミネソタ州ブレイン／谷口愛純）