ミケルソンやDJら「LIV」組にマスターズ招待状 2023年大会の出場認める

海外メジャー「マスターズ」を主催するオーガスタナショナルGCは20日、来年4月の2023年大会について「LIVゴルフ」に参戦する選手の出場を認める方針を明らかにした。

同GCのチェアマン、フレッド・リドリー氏は声明を発表し「今週招待状を送るに際して、私たちは現在の基準に照らして出場資格がある選手たちを2023年大会に招待する予定だ」と明言した。

12月19日付の資格に基づき、78人の招待選手を公表。LIVに参戦するフィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、パトリック・リード、バッバ・ワトソンといった歴代マスターズ覇者、ブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ、キャメロン・スミス（オーストラリア）らの名前が記載された。

リドリー氏は「残念なことに、最近の動きはこれまで築き上げられてきた美点や意義深い遺産を損なうことにより、男子ゴルフを分裂に追い込んできた」と批判する一方、「我々の関心事は来る4月に、卓越した選手たちが一堂に会するという伝統を尊重することにある」と指摘した。将来の出場資格の修正や変更については、来年4月に発表するとした。

ほかに名前が記されたLIV出場選手はアブラム・アンセル（メキシコ）、テーラー・ゴーチ、ジェイソン・コクラック、ケビン・ナ、ホアキン・ニーマン（チリ）、ルイ・ウーストハイゼン（南アフリカ）、シャール・シュワルツェル（同）、ハロルド・バーナーIII。