スコッティ・シェフラーが最優秀選手に選出※写真は今季3勝目を挙げた「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」(Gregory Shamus/Getty Images)

PGAツアーは10日、2021－22年シーズンのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（最優秀選手）にスコッティ・シェフラーが選出されたと発表した。今季15試合以上に出場したツアー会員の投票で89％の票を獲得し、候補だったロリー・マキロイ（北アイルランド）とキャメロン・スミス（オーストラリア）を退けた。

世界ランキング1位のシェフラーは4月の「マスターズ」でメジャー初優勝を果たすなど今季4勝を挙げた。2019年に米下部のコーンフェリーツアーで年間最優秀選手賞、2020年にはPGAツアー新人賞を受賞しており、4シーズンで史上初めて“三冠”を獲得した選手となった。

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PGAツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏は「前人未到の偉業」と祝福。「選手が受ける最高の賛辞のひとつは、間違いなく同業者からの推薦。スコッティのシーズンが圧倒的で安定したものだったことは、会員に大いに語りかけるものです」とコメントした。

さらに、「スコッティのような若いスターが先導することで、PGAツアーは今後何年にもわたって素晴らしい発展を遂げることでしょう」と、ツアーに対抗する新興の「LIVゴルフ」を暗にほのめかす言葉で、26歳をたたえた。