1年ぶりの連戦に臨むウッズ(Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子プレーオフ第1戦◇ザ・ノーザントラスト 初日（20日）◇TPCボストン（マサチューセッツ州）◇7308yd（パー71）

2週ぶりの試合に臨んだタイガー・ウッズの周囲はティオフ前から騒がしかった。朝のドライビングレンジで氷の入った水筒を首に当てて冷やす様子が見つかり、手術歴のある腰との関連が疑われたからだ。

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ラウンド後、真っ先に首について質問が飛ぶと、「ホットクリームが熱かったんだよ」と説明。腰の可動をスムーズにするために使っているホットクリームを首にも塗ったところ、「腰は慣れているけど、首は腰ほど（熱に）耐性がないんだ。あれは本当に熱かった」。痛みや異変がないことを強調した。

2年前に復活優勝を飾った9月の最終戦「ツアー選手権」（ジョージア州イーストレイクGC）進出へ上積みが求められるポイントランキング49位。直近の「全米プロゴルフ選手権」では0.75インチ長くするなどマイナーチェンジを加えたパターで臨んだが、長年の相棒であるスコッティキャメロン GSS ニューポート2に戻した。

ボギーが先行した前半インをパープレーで折り返し、後半3番（パー3）からの6ホールで4バーディを量産。最終9番はショットが乱れてボギーとしたものの、首位と4打差の3アンダー30位とまずまずの位置につけ、「軟らかいけど速い。このグリーンのスピードが好きなんだ」とうなずいた。

「まず（ポイントランクトップ30に入って）アトランタ（最終戦）に行く権利をつかまなくちゃいけない。僕はまだその位置にいないんだ」。今週、そして次週と1年ぶりの連戦で滑り込みを狙う。