1）タイガーとビューイックの関係に急ブレーキがかかった。経営不振が続くゼネラル・モーターズ社（以下：GM社）が、タイガー・ウッズとの契約解消を決定。ビューイックが、ナンバーワンの広告塔を失うことになってしまった。 不況の影響をまともに受けているGM社は、期間満了を待たずして、今年いっぱいでタイガーとの契約解消を発表。ゴルフ界を越えて衝撃が走っている。

GM社は、月曜日に合意の上、そして円満な別れであったと語り、タイガーがもっとプライベートな時間を欲しいと望んでいることは経営不振の自動車メーカーにとって、願ってもないタイミングだったのかもしれない。 ブルームバーグによると、GM社はマーケティング費用の20％削減をめざしているとのこと。 タイガーとビューイックは9年間の関係を絶つことになるが、その間、タイガーは数々のコマーシャルやキャンペーンに協力してきた。またタイガーは、ビューイックインビーショナルで6勝、ビューイック・オープンで2勝を挙げている。

タイガーは自らのウエブサイトで、「長い間GMのパートナーであったことを誇りに思う。そして彼らのドラマチックな生産改革に関われたのは幸いである。ユニークなアクティビティに参加するなど、素晴らしいパートナーシップを長年にわたり楽しんできた。これからも自分の友人ととらえているGM社の人達といい関係を保っていきたい」 と語る。