2026年 アラムコ選手権

難関コースに「だから、ゴルフは楽しい」 世界で戦う山下美夢有のマインドセット

2026年 アラムコ選手権 4日目 山下美夢有
難コースこそ…世界で戦う山下美夢有の心構え

◇米国女子◇アラムコ選手権 最終日(5日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6765yd(パー72)

最終日に4打差を追った山下美夢有は3バーディ、5ボギー「74」で回った。優勝スコアには6打及ばなかったが、タフな1週間を通算1アンダー4位で終えた。難関17番(パー3)でボギーを喫して迎えた最終18番(パー5)。グリーン右サイドのガードバンカーから3打目をピンそば2.5mに寄せてバーディを奪った。狙い通りの締めくくりに表情を緩めた。

2026年 アラムコ選手権 4日目 山下美夢有
最後は狙い通りのバーディ締め

昨年11月「メイバンク選手権」に続く米3勝目を目指し、初日の首位発進から4日間トップ5を守り抜いた。好感触のあるショットと裏腹に、傾斜や硬い地面にストレスを感じるシーンも多かったが、「こういうタフなコースで粘り強いゴルフができれば楽しい。難しいけど、みんな同じ。その中でバーディパットが決まると、『それがあるからゴルフは楽しい』と思える」。最高峰の舞台での戦いに充実感をにじませる。

2026年 アラムコ選手権 4日目 山下美夢有
ボギーは引きずらない

タフなセッティングと対峙するに際し、気持ちを引きずらないことを心掛ける。「ボギーを獲るのはしょうがない。そこでうまく切り替えられるかが大事。ショットの部分ではスピンコントロールをもう少しできればなと思うし、4日間通して課題も見つかったので、しっかりそこを修正して次につなげられるようにやっていけたら」。今季初優勝とはいかなかったが、力を尽くした一週間を冷静に見つめる。

最終日は奥からパッティングを打つ場面が多かった。「見た目的に打てなくて。下りだと思うホールが結構多く、ショートしてしまうことが多かった。そういう細かい (タッチが必要な) ところのグリーンをもうちょっとしっかり読めるようにしたい」とラウンドを終えた直後でも課題は明確だ。

2026年 アラムコ選手権 4日目 山下美夢有
今季メジャー初戦が迫る

次戦は1週間のオープンウィークを挟んで16日開幕「JMイーグルLA選手権」(カリフォルニア州エルカバレロCC)」に出場する。前年3位に入った大会はコースも頭に入っており、「ショットもパッティングも、練習していい状態に仕上げていけたら」と見据えた。その翌週は今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアルパークGC)が控える。米国に残って再調整を図り、状態を上げていく。(ネバダ州ラスベガス/石井操)

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