最終戦滑り込みへ痛恨OB 馬場咲希は日没前の練習場へ直行
◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 初日(13日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70)
馬場咲希にとって痛恨の一打は、後半4番で出た。左に曲げたショットが木に当たって跳ね、まさかのOB。「そんなラインじゃなかったから、(打てるエリアに)あると思って行ったら、入っちゃってた…」。3オーバーでの折り返しから、難関2番でバーディを決めた反撃ムードが停滞するダブルボギーとなった。
ただ、ティショットのミスは決して多くはなく、むしろ「いつもより良かった」と振り返る水準。それ以上に「パッティングのラインが全然読めていなかった。(芝目と傾斜)両方だと思う。5yd以内くらいがほとんど入らなかった」と、合計33パットを要したグリーン上へのもどかしさがあふれた。
終盤8番では右奥からのアプローチをミスしてガックリとうなだれた後、5m近いパーパットを沈めてみせた。そのままの流れで最終9番(パー3)はアイアンショットを手前ピンに絡めたが、3mほどのチャンスを入れられない。「74」で4オーバー95位と出遅れた。
年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)で61位につけ、次週最終戦「CMEグループ ツアー選手権」出場のボーダーラインとはわずか6.334pt差にいる。下部エプソンツアーを経た20歳のルーキーとして堂々と戦ってきた1年を、何とかエリートフィールドで締めくくりたい。ライバルたちの動向に関わらず、予選を通過してポイントを稼ぐことが大前提になる。
午後組でのラウンド後、取材対応中に自然と左手のグローブをはめていた。「(調整したいことは)全部」。日没までの時間を惜しむように練習場へ直行した。(フロリダ州ベルエア/亀山泰宏)