2025年 ウォルマート NW アーカンソー選手権(中止)

救済なしの“カート道”からミラクルな一打 西郷真央はボギーにも見せ場たっぷりの65

2025年 ウォルマート NW アーカンソー選手権 初日 西郷真央
西郷真央はこの大ピンチをミラクルボギーで切り抜けた

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 初日(19日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

8個を量産したバーディはもちろん、後半2つ喫したボギーにも西郷真央の見せ場があった。3番(パー3)でグリーン左奥に外し、パーパットで距離を残しながらしのいだ直後の4番でも再びピンチ。番手間の距離で気持ちよく振れない2打目を右の池に落とした。きつい左足上がりの傾斜から打った4打目のアプローチも3mほどオーバー。これを決めきってボギーで耐えると、9mを沈めた6番(パー3)のバーディ直後に再び試練が訪れた。

7番(パー5)は2打目がカート道で跳ねて右のクリーク(小川)へ。ドロップした4打目も木に当たった後でカート道を跳ねて転がった。ボールが止まったのは、小川にかかる橋とカート道のちょうど境目のような場所。一帯がペナルティエリアの扱いで救済を受けられず、そのまま打つ羽目になった。

「当たりそうで気になった」という背の低い橋の欄干を避けるべく、フォローはほとんど出さないパンチショット気味のアプローチ。58度のウェッジでボールにしっかりコンタクトすることだけを意識した寄せがピタリとつく“ミラクルボギー”だった。

2025年 ウォルマート NW アーカンソー選手権 初日 西郷真央
2打差9位の好発進

8番ですぐにバーディを奪い返し、6アンダー「65」で首位と2打差の9位につけた。ミドルアイアンでグリーンを狙ってもバックスピンがかかってしまうほど今週のソフトなコンデイションに距離感の合わせづらさを感じつつ、脳裏には前年4位に入った記憶も刻まれている。「コース自体の相性はすごくいいと思う」。4月のメジャー「シェブロン選手権」に続く2勝目へ、悪くないスタートだ。(アーカンソー州ロジャース/亀山泰宏)

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