2025年 シェブロン選手権

+5からE 前週優勝争いの岩井明愛はトリにもキレず挽回

2025年 シェブロン選手権 初日 岩井明愛
岩井明愛は5オーバーから後半カムバック。「72」に戻して初日を終えた

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 初日(24日)◇ザ・クラブatカールトンウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)

前半8ホールを終わった時点では5オーバー。周囲には“4日前”とは違う、重たい雰囲気が漂った。ネガティブムードは自らの手でぶち壊せばいい。岩井明愛は折り返し直後の1番、残り154ydを7Iでピンそば2mにつけた2打目を反撃ののろしにした。この日最初のバーディから4連続。8番(パー5)も獲って“借金をチャラ”にし、「72」でまとめてみせた。

前週の「JMイーグルLA選手権」で激闘の末に今季2度目の2位フィニッシュ。注目度を高めて臨んだメジャー初戦は出だしのインコースでつまずいた。14番でティショットを左に曲げてボギーが先行。続く15番の左のミスは池ポチャになり、打ち直しの3打目は右に曲がって5オン2パットのトリプルボギーをたたいた。

序盤で大きく後退しながら、「切れずに、逆にバーディを獲らないとなという気持ちになれた」と言う。ピンの根元を恐れず攻め込み、1番と同様に2番は7Iで4mのチャンスを作った。3番(パー3)は8Iで1m、さらに2打目をグリーン左手前のバンカーまで運んだ4番(パー5)までバーディを続けた。

2025年 シェブロン選手権 初日 岩井明愛
後半に入り一気に加速

「ちょっとホッとしています」とナイスカムバックに息をつく。惜敗したロサンゼルスでは要所で右サイドに流れた1Wショットを反省。「今週も(練習から)いくつかありました。頭を残しながら、自信を持って(スイングして)いかないとなと思います」と、スコアをつくりながら課題に向き合っている。

天候は2日目以降、回復傾向にある。ボールが地面で走り始め、フェアウェイからこぼれるシーンも想定しなくてはいけない。「転がる分、ティショットでフェードを打ったりしないと。視野を広くしていきたい」と状況判断もより大切になる。「あしたもピンまで打っていけるように。パッティングも(カップを)オーバーする意識でやりたいと思います」と持ち前の果敢なプレーを誓った。(テキサス州ザ・ウッドランズ/桂川洋一)

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