10ホール目で「きょう行けるかも」 岩井千怜40位→8位に急浮上
◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 2日目(21日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6632yd(パー72)
40位から出た岩井千怜が8バーディ、1ボギー「65」で回って8位に浮上。前半13番から3連続バーディを奪ってじわじわと順位を上げていったが、「きょう行けるかも」と思えたのは10ホール目でバーディパットを入れてからだった。
2016年から8大会連続で、優勝スコアは通算20アンダー以上。バーディ合戦に向けてエンジンをかけるには、3連続バーディではまだ足りない。「2つ、3つじゃ分からない。4つ目、5つ目が来ると『きょう行けそうだな』って思う」と弾みをつけたのは、23位で入った1番(パー5)だった。
2オンを狙えるパー5で、5Wを握った2打目は「そんなに欲張らず、近くまで持っていこう」と冷静なジャッジでピン手前15ydへ。3打目で2m弱に乗せてセーフティにスコアを伸ばした。「やっと、きょうは伸ばせそうだなと思った弾みのあるバーディ」。後半は5番でミドルパットを外してこの日唯一のボギーをたたいたが、5バーディを重ねて通算7アンダーに伸ばした。
「きのうは取りこぼしもあったので、きょうはそれをなくせば行ける感じだった」。2日間のパーオン率77.77%(28/36)、フェアウェイキープ率75%(21/28)とショットの安定感をキープしながら、パッティングが向上。初日「29」パットから、この日は「25」パットに収めた。「落ち着いてラウンドして、大事なパーパットも決められた。やっぱりパターが入りましたね」と笑顔で振り返った。
昨年は日本勢最上位の13位でフィニッシュ。コースの相性は「全然そういうのは考えないけど、速いグリーンが好き」と気持ち良く回れている。ちなみに、通算15アンダーでトップに立つ姉の明愛は「全然、好きじゃない…」とコースへの苦手意識を隠さない。
「グリーンのタッチは合っていると思う。あしたはもっと良いスコアが出せるはず。きょうを超えられるよう、頑張りたい」。楽しく回れたら、自然と姉に追いつくはずだ。(タイ・チョンブリ/谷口愛純)