原英莉花は予選会を突破できず

◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会（22日）◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場（千葉県）◇東コース／6519yd 西コース／6413yd（ともにパー72）◇出場選手117人

メジャー「全米女子オープン」（5月30日～／ペンシルベニア州ランカスターCC）の出場権を懸けた日本地区最終予選会が36ホールのストロークプレーで行われ、原英莉花は通算2アンダーで終えて上位5人までの切符を逃した。

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午前6時半ティオフと東コースのトップスタートだった前半で1アンダーと伸ばし切れなかった。ショットを5mほどにつけても決められず、パーを重ねる展開。「5個以上」とチャージを狙った西コースでも、折り返して13番がようやく初バーディだった。このホール以外にスコアも動かず、「ホントに全然…。前半ノーバーディなので…」と肩を落とした。

1日36ホールの長丁場を見据えたスケジュールを組み、前週はオープンウィークにして調整に充てた。「クラブ調整だったり、自分の調子を上げられなかったり、なかなかうまく行ってないんですけど、照準は“ここ”に合わせながら頑張ってきたつもりではあります」。かねて米ツアー挑戦への思いを口にする原にとって、コロナ禍で12月開催だった2020年以来となる全米女子オープンは是が非でも出たい試合だった。

残された出場のチャンスは、大会直前5月27日時点の世界ランク75位以内のみ。現在の109位から圏内に滑り込むためには、爆発的な成績が求められる。（千葉県睦沢町／亀山泰宏）