適合リスト掲載前のドライバーを使って失格になったマジャ・スターク※撮影はポートランドクラシック最終日 (Photo by Steve Dykes/Getty Images)

◇米国女子◇ボランティア・オブ・アメリカクラシック 最終日（2日）◇オールドアメリカGC （テキサス州）◇6475yd（パー71）

ツアー1勝のマジャ・スターク（スウェーデン）が「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」の第1ラウンドを終えて、USGA（全米ゴルフ協会）の適合リストにない1Wヘッドを使用したとして失格になった。

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使用したクラブは「G430」と刻印されたPINGの新モデルとみられ、大会終了後の10月3日（月）に適合リストに掲載された。スタークは前週の開幕前にメーカーの担当者から1Wを渡されていたが、承認前のクラブとは知らずに本戦で投入した。

自身のSNSを通じて声明を発表し「リストにない1Wでプレーした。わたしの責任。ツアー担当者から受け取ったクラブなら問題ないはずと思い、確認しようとは思わなかった」と釈明した。

スタークは今季8月の「ISPS Handa ワールド招待」で米ツアー初優勝。ボランティア・オブ・アメリカクラシックでは、初日を「75」の4オーバーで終えていた。

ゴルフ規則（抜粋）

4.1a ストロークを行うときに認められるクラブ
(1)適合クラブ。ストロークを行うとき、プレーヤーは用具規則の要件に適合す
るクラブを使用しなければならない

規則4.1aに違反してストロークを行ったことに対する罰：失格