畑岡奈紗が2022年初戦へ意気込み※写真は2021年「マラソンクラシック」（Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前情報（18日）◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6645yd(パー71)

米国女子ツアーの今季開幕戦を2日後に控えた18日、世界ランキング6位の畑岡奈紗が会場で会見に臨み、ホームコースのアドバンテージを生かしたいと意気込みを語った。

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昨年11月のツアー最終戦後に帰国し、2週間の自主隔離期間を「うまく休みに充てられたのは逆に良かった」と前向きにとらえた。オフは「愛犬たちと遊んだりしてゆっくり過ごせた」と充実した様子で、今月7日に米国に戻って本格的に練習を再開。「試合前の準備としてはここ何年かの中でも一番いい準備ができたと思う」と自信を示した。

コースは自宅から15分ほどの距離にあり、勝手知ったる“庭”。「いつ回っても難しいという感じがするが、ここで試合ができることがすごく楽しみ」と笑顔を見せた。「水が絡むホールが多かったり、グリーンの芝目が意外と効いている。読みをしっかりして、アドバンテージに変えていければ」と地の利を生かす。

米ツアー参戦6年目。「今年はメジャー優勝を一番の目標にしています」ときっぱりと言い、勝ちたい大会を問われると「全部勝ちたいです」と即答した。悲願のメジャー制覇へ、今月13日に23歳になったばかりの日本のエースが新シーズンのスタートを切る。