ロレーナ・オチョアは、女子の世界ナンバー1にふさわしい活躍を続けている。オチョアは3試合連続優勝を果たし波に乗っているが、今週の「ステートファームクラシック」は欠場し、祖国メキシコでお兄さんの結婚式に出席することとなった。

キャリアで最高のシーズンを過ごしているオチョアは、先週の「セーフウェイクラシック」で出場の3試合連続優勝を達成し、自己タイ記録となるシーズン6勝目をマーク。今週はオフを取るが、シーズンの残り9試合で様々な記録に挑戦する。

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オチョア、はツアーの年間獲得賞金で既にツアー新記録を樹立。今年19試合で289万ドルを獲得し、アニカ・ソレンスタムが2002年に11勝をマークした時の額を既に上回った。しかし、オチョアはアニカが記録したシーズン11勝に並ぶためにはあと5勝、そしてミッキー・ライトが1963年に達成したツアーの記録13勝に並ぶためには、あと7勝もしなければならない。また、オチョアがこれから2試合続けて優勝し、連勝記録を5に伸ばせばツアーのタイ記録。これまで1978年のナンシー・ロペスと、2004年から2005年にかけてアニカ・ソレンスタムが5試合連続優勝を果たしている。オチョアが今週の「ステートファームクラシック」を欠場する理由は、お兄さんの結婚式に出ることだけではないかも知れない。過去3回出場し予選落ちが2回と、「ステートファームクラシック」は相性が悪い大会となっている。

ツアー参戦から丸5年に満たないものの、生涯獲得賞金は896万ドルで歴代5位につけている。年々ツアーの賞金が増えていることもその理由の1つだが、オチョアがいかに素晴らしいプレーを続けているかがよく分かる。なお、オチョアはルーキーの年を除いて、毎年100万ドル以上の賞金を手にしている。