6バーディで後続に3打差をつけた申ジエ

◇国内女子◇北海道meijiカップ 初日（3日）◇札幌国際CC島松コース（北海道）◇6493yd（パー72）

2014年大会覇者の申ジエ（韓国）が6バーディ、ノーボギーの「66」をマークし、後続に3打差をつける首位。「浮き沈みが激しかった」とラウンドを振り返ったが、前半4番、5番で連続バーディ、その後もノーボギーでバーディを積み重ね6アンダーと元世界ランク1位らしい安定したプレーをみせた。

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かわいい後輩の存在が力になった。2016年に韓国ツアーで新人王を獲得し、昨シーズンは年間4勝で韓国の賞金女王に輝いたイ・ジョンウン6（韓国）がロープの外から見守った。「だからきょうは“6”アンダーが出ました」と笑った。

同姓同名選手がほかに5人いるため名前に数字をつけて選手名を登録しているイ・ジョンウン6。米ツアー「KPMG女子PGA選手権」で予選落ち（74位）するなど、今季の成績が伸び悩んでいることについて、相談しに北海道まで駆けつけた。

「（イ・ジョンウン6は）昨年があまりにもいい成績だっただけ。でも、きょうはいいプレーを見せて元気づけたかった」と22歳の問いかけにプレーで返答。「毎週優勝を目標にしている。この大会で優勝したいいイメージもあるし、集中力を切らさずに頑張る」と先輩として最終日まで頂点を守り抜くつもりだ。（北海道北広島市／柴田雄平）