後半戦を2位でスタートした川岸史果

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 最終日（8日）◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース（北海道）◇ 6378yd（パー72）

3位から出た川岸史果が6バーディ、2ボギーの「68」。首位に2打差と迫る通算11アンダー2位。今季初めてのトップ3入りに「きょうはピンポジションが難しかったので、セカンドのアイアンの精度が試されました。アイアンがもう少しキレてくれば、優勝争いに絡めていたと思います」と笑顔で振り返った。

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新ドライバーにも手応えを示した。シーズン当初は「ミズノ JPX900 ドライバー」（8.5度）を使用していたが、5月に破損。試行錯誤を繰り返した結果、試合のなかった前週にシャフトは「グラファイトデザイン ツアーAD クアトロテック 55」（硬さS）のまま「ミズノ MP タイプ2 ドライバー」（8.5度）にたどり着いた。

「今のドライバーは強弾道で風に強い。フェアウェイもとらえることができるようになった」。直近の「アース・モンダミンカップ」ではフェアウェイキープ率43％だったが、今週は64％と飛躍的に向上した。

「今は真っすぐに飛ばしたいという気持ちが強い。ドライバーがしっくりときて、自信をもって振れている」。昨季の賞金ランキングは7位だったが、現在は31位に沈む。後半戦の巻き返しに向けて順位以上に大きな1週間となった。（北海道北斗市／玉木充）