次週は地元四国での大会。4年ぶりの日本人女王誕生なるか？

◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日（12日）◇グレートアイランド倶楽部（千葉）◇6741yd（パー72）

「伊藤園レディス」が終了し、今季の国内女子ツアーは残すところ2戦。今大会を27位タイとした賞金ランキングトップの鈴木愛と、15位タイで終えたランク2位のキム・ハヌル（韓国）との賞金差は約1136万円に詰まった。賞金女王は最速で次週の「エリエールレディス」（愛媛・エリエールゴルフクラブ松山）で決定する。

＜＜　下に続く　＞＞

鈴木が優勝し、キムが6位以下となるのが、そのシナリオ。最終戦の優勝賞金2500万円を加算しても、逆転は不可能となる。

女王争いにはマイペースを貫くキム・ハヌル

また、現時点で賞金ランク3位のイ・ミニョン（韓国）、4位のテレサ・ルー（台湾）、5位の申ジエ（韓国）、6位の上田桃子まで逆転女王の可能性が残っている。4位のルー以下は、残り2試合で最低1勝が必要条件だ。

「四国の試合はいつも良いので、今年もまた良ければいいけど、なんか日に日に悪くなっている感じで、なんとも言えない」と表情を曇らせた鈴木。対照的に「（賞金女王に）なりたいというより、なれればいい」と、キムは気楽に構えていた。（千葉県長南町／今岡涼太）

＜伊藤園レディス終了時点 賞金ランク1位との賞金差＞
1位 鈴木愛
2位 キム・ハヌル 11,369,631円
3位 イ・ミニョン 16,733,266円
4位 テレサ・ルー 29,793,266円
5位 申ジエ 33,750,766円
6位 上田桃子 34,301,654円

＜優勝賞金＞
エリエールレディス：1,800万円
リコーカップ：2,500万円

＜エリエール賞金配分＞
優勝：1,800万円
2位：880万円
3位：700万円
4位：600万円
5位：500万円
6位：400万円