早期1勝目で心にゆとり？ 2週連続優勝にも意欲を示す森田理香子

宮崎県にあるUMKCCで28日（金）、国内女子ツアー第4戦「アクサレディスin MIYAZAKI」が開幕する。昨季賞金女王を戴冠し、前週の「Tポイントレディス」で今季1勝目を挙げた森田理香子が、開幕前日に行われたプロアマ戦に出場して最終調整に臨んだ。

前週の優勝から体調も良好、疲れも取れた万全な体勢で今週を迎えた森田だが、プロアマ戦ではノーバーディ。ホールによって異なるグリーンの硬さに「まだ把握しきれていない」と難色を示し、「3日間、60台で回らないとダメ。硬くても重いグリーンなら上につけてもパットが易しくなるので、伸ばしてくる選手もいる」と、警戒心を口にした。

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それでも、シーズン早めの優勝が、気持ちにゆとりと冷静さをもたらしている。「（2週連続優勝は）したことがない。運もついていないと出来ないけど、してみたいですね」と、自身初となる2週連続優勝に向けた口調も軽やかだ。

最終日にあたる3月30日（日）は、森田の最初の師匠である足立香澄プロの誕生日。森田がプロアマ戦に出場している傍ら、近隣の宮崎カントリークラブで元師匠はレジェンズツアー（シニアツアー）のクオリファイ最終日をプレー中だ。今でも互いに贈り合っているという誕生日プレゼント。今年は、連続優勝という嬉しいニュースを届けることができるか。（宮崎県宮崎市／糸井順子）