藤田光里、新人戦で“Wタイトル”へ王手

千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で開幕した「LPGA新人戦 加賀電子カップ」の初日、藤田光里が6バーディ2ボギーの「68」で回って4アンダーとし、単独首位に立った。今大会は、今年8月にプロテストに合格した新人プロ20名によって2日間で争われる。3アンダーの2位には田口晴菜、1アンダーの3位には成田美寿々が続いた。

先週6日（金）に終わったばかりの来季出場権を懸けたファイナルQTでトップ通過を果たした藤田が、その勢いのままに新人戦でも飛び出した。スタートホールこそボギーとしたものの、5番（パー5）のバーディをきっかけにそこから6ホールで5バーディと爆発。2位に1打差をつけて折り返す。

藤田を追うのは、ファイナルQT5位の田口と、レギュラーツアー2勝を誇る成田の2人。初日をアンダーパーで終えたのは3選手だけと、厳しいコンディションがうかがえる。それでも、一生に一度の“新人戦タイトル”を目指し、残り18ホールもさらなるデッドヒートが繰り広げられることだろう。

＜上位の成績＞
1位 －4 藤田光里
2位 －3 田口晴菜
3位 －1 成田美寿々
4位 E 杉本愛理
5位 ＋1 鈴木愛
6位T ＋2 鎌田ヒロミ、小橋絵利子