先週は実家の沖縄で過ごした大城さつきが6アンダーの2位スタート

前週の「日本女子オープン」には出場資格がなく、実家の沖縄県に帰省していた大城さつきが「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の初日に、6アンダーをマークして単独2位につけた。

沖縄では台風24号が接近していたため練習することができず、クラブを握ることもなかったという。「練習しなかったのが、今日のゴルフにつながったのかも」と一瞬おどけて見せたが、すぐに表情を曇らせ「実は父がちょうど入院することになって、毎日病院に顔を出していました」と明かした。

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大城の父は以前、脳梗塞で倒れ、回復はしたものの大城の試合を見に会場に駆けつけられる状態ではない。今回は別の症状で入院したが、大城のプレーをテレビで見ることを楽しみにしているという。

今週の大会は最終日の日曜日にだけテレビ中継が行われる。「今日の風は沖縄の風に似て、一定方向の風だったので、これが最終日まで続けばチャンスはあるかもしれません」。単独2位となった大城は、最終日に優勝争いをする親孝行だけを願い、2日目もプレーする。（静岡県裾野市／本橋英治）